2024年9月25日水曜日

9月 たいよう組の様子

 朝晩は少し涼しくなり、秋の到来を感じるようになりました。

🌳9月のねらい🌳
「夏から秋へと移り変わる変化に興味・関心をもち、身近な自然と親しもう。」


気持ち良い秋空の下で、思い切り遊んでいます。

雨続きの後、築山のトンネルの中に土が流れ込み、ぬかるんでいました。
「すごいことになっているーーー!」「土砂崩れみたい」「ニュースで見たよ」
報道番組等で見たことと目の前の事象につながりを感じた子もいたようです。
(社会生活との関わり)
腕と足を突っ張ってバランスを取り、通り抜けます。
周りの友だちも出口で見守ってくれ、ゴールすると「すごい!」「やったね!」
みんなで喜びを共有しています。
(健康な心と体/自然との関わり・生命尊重)


裏の農道まで、大大大冒険へ出発!!
久しぶりのあぜ道にワクワクの子どもたち。
コオロギの鳴き声や稲が風でサワサワ揺れる音が聞こえてきたり、
初夏には短かった緑の苗が黄金色の背の高い稲穂に大きく生長していたり、
耳や目で自然の変化を楽しんでいました。
(自然との関わり・生命尊重)
畔の不安定な道を怖がるお友だちにそっと、手を差し伸べる優しい場面も
見られ、ひと夏で、クラスの仲間意識がぐんと深まったことも感じられました。
(協同性)




ザリガニも元気に生きています!
毎朝、水替え、餌やりを続ける子どもたち。
「さきイカじゃない餌もやってみたらどう?」
疑問に思ったことをクラスのみんなに伝えます。
(思考力の芽生え・言葉による伝え合い)



園庭でザリガニの餌になりそうなナメクジを発見!
「(枯葉を)お皿にして(水槽まで)運ぼうとしていたのに、
先に(お友だちが)やっちゃった。
しかも、どこかに落としちゃった
(から、ザリガニにあげられなくなっちゃった)」
小さな思い違いが、子どもたちにとっては大きなトラブルに。
相手の言葉から気持ちを受け止め、自分の行動を振り返ったり、
相手にも意図があったことに気付いたり、人間関係も深まっています。
(自立心/協同性/道徳性・規範意識の芽生え)


異年齢での活動も積極的に取り入れています。

にじ組さんとお相撲大会に向けて特訓中。
年下の子とペアを組み、やり方を知らせたり、手本を見せたり
関わる中でお互いの感じ方、体力の違い等に気付いています。
うまく伝わらないことで、もどかしさや悔しさを感じる場面、
面倒になって諦めてしまう場面も見られますが、
色々な人との関わりを模索するチャンスととらえています。
(自立心/社会生活との関わり)


健康な身体と豊かな心が育ってきたことを実感する毎日です。
気持ちの良い秋、外遊びを思いっきり楽しみ、
子どもたちの「やってみたい」「あ~楽しかった」をたくさん引き出しながら、
保育を進めていきたいと思います。



🍠10月のねらい🍠
「秋を感じて遊ぶ中で、
友達とのつながりを深め、協力して活動することを楽しむ。」